2020年4月ごろ、本格的なお金の教育をはじめた頃に取り組んでいた内容です。
お買い物ごっこにはまっていた頃、娘の様子を観察していると「10円」と言いながら「100円玉」を差し出すなんてのは当たり前!
おもちゃの財布から、「これだ!」と思ったお金を取り出し、ひたすら「お金と会話のやりとり(交換)」を楽しんでいるんですよね!
これはこれで、大事な学び。
ごっこ遊びで、「はい、どうぞ」「ありがとう」と言いながら、「お金をやりとりする」という行動は、買い物で「会計ができる」ようになるための練習にもなります。
しかし、お金(硬貨)の名前と種類を覚えたら、もっとお買い物ごっこを楽しめるかもしれない!と思ったのです。そして、リアルのお買い物にも積極的になるかも!という期待も生まれました。
そこで、しっかりと「お金の基礎」を身に付けることが大事ということで、小さい子どもでも楽しく学べるように「ゲーム」を考えてみました。
日本のお金には、「6種類の硬貨がある!」ということを「仲間集め」しながら覚えていくゲームをご紹介します。
====================
GAME「お金さんのお家はどこかな?」
たくさんの"お金さん”があります。
でも、どの"お金さん”が何枚あるか、わかりません。
「"お金さん”のお家はどこかは?」
一緒に、"お金さん”のお家を探してね!
"お金さん”がお家に集まったら、「全部で何枚?」あるか教えてね!
【ゴール】
- お金(硬貨)の種類を見分けて、仲間集めができる
- お金(硬貨)の枚数を数えられる
【準備するもの】
- おもちゃのお金(硬貨)6種類を複数枚ずつ(わが家は、市販のドリルについていた厚紙のお金を使っています。手作りでも、100均に売っているおもちゃのお金でも大丈夫ですが、できるだけ本物に近いデザインが◎)
- 6つのお家(わが家は、A4用紙に6つのお家を描きました。お絵描き好きのお子様であれば、自分で描いてもよいですよ。)
【対象年齢】
2歳くらい~(※おもちゃのお金は、小さいので誤飲に注意!)
【遊び方】
①それぞれのお家にお金(硬貨)を置く
②6種類のお金(硬貨)をシャッフル
- 枚数を少なめからスタートし、慣れてきたら増やしていくとよいですよ!
③まずはお手本を!
- シャッフルされてバラバラに置かれたお金(硬貨)から、1枚の10円玉を選ぶ。「これは、10円玉。10円玉のお家はどこかな?」と探しながら、10円玉のお家の中に置く。
④ゲームスタート!バラバラに置かれたお金(硬貨)の中から、好きなものを取り出し、お家を探す
⑤全部のお金(硬貨)の仲間集めが出来たら、それぞれのお家に何枚あるか数える
【アレンジ】
- 制限時間を設定
- 競争
====================
このゲームをはじめた頃の娘の様子をご紹介。
はじめて、お金(硬貨)が6種類あることを知った娘は、目をキラキラさせながら楽しんでいました。
お金(硬貨)の名前を声に出しながら、何度もゲームを繰り返したことで、名前と種類にも慣れ、覚えることができました。
もちろん、お買い物ごっこでも覚えたてのお金の名前を言いながらやりとりするようになりました!
ぜひ、お子様の成長に合わせて、アレンジして楽しんでみてくださいね!
ファイナンシャルプランナー 原田幸子