4歳の娘は、お小遣いをもらったり、使ったりするタイミングで、「欲しい物リスト」を更新しています。
とはいえ、いつも「欲しい物」があるわけではないので、リストが白紙の時もあるのですが、どうやら欲しい物が見つかった様子。
お小遣い帳をつけながら、「○○と△△(某キャラクター)のティッシュ(ポケットティッシュ)が欲しいんだよね~」と、「欲しい物リスト」欄に2つメモしていました。
「"売っているお店”と”予算”も書いておくと良いよ!」と伝えたところ、
「○○は、100円ショップに売ってたから110円だけど、△△は、わかんないな~、お友達が持っていたから聞いてみようかな、でも夏休みだしな・・・」と、ひとまず保留に。
それから数日後。
時間もあったので、△△のキャラクターティッシュを求めて、お店周りをすることにしました。
■予想タイム
まずは、どのお店に売っているかを予想!
- 100円ショップ・・・娘「一度○○のティッシュを買ったことがあるので、絶対にあるよ!」
- ドラッグストア・・・娘「見たことあるような~」、母「キャラクターのついてないのは買ったことあるよ!」
- スーパー・・・娘「売ってるかな~?」
■ポケットティッシュを求めてLet’s Go!
まずは、1軒目のドラッグストアへ。
お目当ての〇〇のティッシュ(6パック入り)発見!特価で売っていました。
△△のティッシュは売っていません。
とりあえず、税込み金額をメモ(メモ帳を忘れたので、スマホにメモ)
他に気になるキャラクターのティッシュもメモ。
2軒目のドラッグストアへ。
お目当ての△△のティッシュ(6パック入り)発見!
その他にも「香りつき(6パック入り)」が気に入った娘。
「これいい香りがするんだよね~」と熱弁してくれます(笑) どうやら、幼稚園でお友達に教えてもらった様子。「これも買いたいな~」とメモに追加。
3軒目のドラッグストアには、キャラクター付きのティッシュはなし。
4軒目はいつも行くスーパー。ここにも、キャラクター付きのティッシュはなし。
5軒目のドラッグストアにも、△△のティッシュ(6パック入り)発見!
他にも、気になるキャラクターのティッシュが2種類もあり、どちらもメモに追加。
最後6軒目は、100円ショップ。
○○コーナーにたくさんのティッシュが並んでいました。4パック入りで、110円。
■ポケットティッシュ専用の「欲しい物リスト」づくり
帰宅後は、スマホのメモを見ながら、「欲しい物」を整理しました。
- 欲しい物
- どこで(売っているお店)
- 値段
- 買う順番を決める
■Thinking Time
リストを書きながら、「あれ?なんで?」が次々と。
- 同じキャラクターなのに、なんでお店で値段が違うの?
- 同じ数(パック数)入っているのに、なんで値段が違うの?
- 香りつきの方が香りをつけるのが難しそうだから、キャラクターより高いと思ったんだけど、安いんだね、なんで? あっ、△△のはティッシュの中身にも絵がついているからかなぁ~?
と、あれこれつぶやく娘。
次に、買う順番を決めた理由を尋ねたところ。
- キャラクターB(1番目と7番目)は、1番目の方が2円安いから。(値段を比較)
- キャラクターA(2番目と8番目)は、2番目の方がたくさん入っているから。(中身の個数を比較)
- 3番目のキャラクターEは、お友達に見せたい!
- 4番目の香りつきは、香りもいいし、絵(パッケージ)も可愛いから!
という回答が返ってきました。
最後に、「○○は、特価だったんだけど、なんでだろう?」と投げかけたところ。
- 人気だから、みんなに買ってもらいたいんじゃない?
と。なるほど~。
あれこれ考えることが大事ですね~
奥が深いし、議論を深めたい~
最初は、△△のティッシュを探しに行くだけの予定だったのですが、気づいたらお店を数軒回っていました。
結果、市場調査に!
「このお店(ドラッグストア)は、あんまり子どものもの売ってないよ~(案の定、キャラクター付きのティッシュなし)」っていう何気ない会話から、お店のターゲット層を予想できたり。
ちょっとした探検気分で楽しかったです!
もし、お子様が欲しい物があるけど値段分からないんだよね~という時は、市場調査に出かけてみてください!
子どもの視点、親も気づいていなかったこと、色々と発見できますよ!
商品によっては、ネットショッピングも含めて、値段比較ができると面白そうです!
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シリーズ【実践・お金の教育】は、わが家の「お金の教育」の実践記録です。
お小遣いをはじめ、小さいお子様がいらっしゃるご家庭でも「できるかも!」と思っていただけるような情報をお届けしたいと思っています。
ファイナンシャルプランナー 原田幸子