わが家の4歳の娘、絶賛・買い物トレーニング中です。
自分のお小遣いで、「お金を使う力」を育んでいます。
今日は、買い物に出かける前に行っているルーティンをご紹介します。
- お買い物メモを書く
- 予算を決める
- 貯金箱からお金を取り出して財布に移す
- 必要なら両替
出かけるまでざっと30分。
少し時間はかかりますが、買い物トレーニングにおいてとても大事な時間になっています!
(1)お買い物メモを書く
「欲しい物リスト」も参考にしながら、買いたい物を明確にします。
買いたい物が複数個ある場合は、絶対に欲しい物から順に番号をふっています。
★ねらい★
- 優先順位をつけられる
- 無駄づかいを防止できる
(2)予算を決める
「欲しい物リスト」や事前リサーチのメモをもとに、予算を決めます。
★ねらい★
- お小遣い帳の残高を見て買えるかどうかの判断ができる
- 自分で予算を立てることができる
(3)貯金箱からお金を取り出して財布に移す
用途に応じた貯金箱を持ってきて、そこから必要なお金を取り出します。
★ねらい★
- 用途を判断することができる
- 予算通りのお金を取り出すことができる
(4)必要なら両替
買い物しやすいように、両替します。
★ねらい★
- 両替(等価交換)が必要かどうか判断できる
- 両替ができる(コインの組合せは、子どもが全部決める)
■最近の娘の様子
買い物に行くことが決まると、「ちょっと待っててね~」と、すぐに「お買い物メモ」を書き始める娘。
この習慣は、かれこれ1年くらい続いていると思います。
お店では、気になる商品のリサーチもしています。消費税込みの価格表示にも慣れてきました。
予算は、リサーチの甲斐もあって決めるのも早い!
慎重派の娘らしく、予備費も財布に入れていきます。
2つの貯金箱を並べて、両方からお金を出して混ざっちゃう、なんてこともありますが、お小遣い帳で残高を確認して、リカバリーします!
両替は、小さな金額のコインから順番に大きな金額のコインへ、1つ1つ丁寧に確認しながら進めています。
等価交換できる力は、お金が分かる!という自信になり、買い物意欲にも繋がっている気がします。
■様子を見守る親心
月に1,2回あるかないかの買い物の機会。
娘は、自分のお小遣いで買い物することが楽しい様子です。
出かける前の「買い物前ルーティーン」(←ゴロが悪い・・・)も、娘のペースで楽しみながらなので、ゆっくりになりがち。
ついつい急かしてしまって反省なんてことも・・・
また、困った時に手を差し伸べるスタンスで見守っているのですが、お口チャックで黙っているのはなかなか難しく、ついつい口を出したくなるもので・・・(これは、私のせっかちな性格ですね)
その度に、「自分でやるから!」と主張する娘に、成長を感じる今日この頃です。
母は、子どもの可能性を信じ、忍耐を鍛える日々です。
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シリーズ【実践・お金の教育】は、わが家の「お金の教育」の実践記録です。
お小遣いをはじめ、小さいお子様がいらっしゃるご家庭でも「できるかも!」と
思っていただけるような情報をお届けしていきたいと思っています。
ファイナンシャルプランナー 原田幸子