お子さんをお持ちの皆さま~
毎年10月1日は、医療証の更新日です!
9月に入ってから、お住まいの自治体から新しい医療証が送られてきていると思います。
封筒に入れたまま、今度の週末にでも入れ替えよう!と思っていると、忘れてしまうかもしれません。
今年の10月1日は、金曜日!
週末が来る前に10月になってしまいます。
今のうちに病院セットに入れておきましょう!
実は、私、10月1日に苦い思い出があるのです。
2年前の10月1日の朝、
その日は、幼稚園もお休みでお友達と遊ぶ約束をしていたのですが、2歳児の急な発熱。
子どもは元気だけど、熱の上がり方が普通じゃない、といや~な予感がし、
かかりつけの小児科に予約を取り、急いで病院セットをカバンに入れて出かけました。
帰り際「新しい乳幼児医療証お持ちですか?」と聞かれ、「へっ?」となる私。
「今日から10月なので、新しい医療証の提出が必要ですよ」と言われ、焦りました。
「今日中にお持ちいただければ、医療費かかりませんので、お持ちいただけますか?」と言われ、それ以外の選択肢も思い浮かばず・・・
発熱時抱え、取りに戻ったのでした。
(翌日、熱もすっかり下がりましたが、念のため再検査のために再受診。案の定、インフル+でした。)
こんな大変な思いをしなくても済むよう、翌年からは後回しにせずに、
手元に新しい医療証が届いたら、すぐに次のことをしています。
- コピーを2部取る(1部は幼稚園提出用、もう1部は救急キット保管用)
- 病院セット(保険証、医療証、診察券、お薬手帳、母子手帳)に、入れる
皆さんも、もしもに備え、早めの切り替えをお忘れなく~!
―――――――――――――
ここで、
子どもを育てる親としては、とてもありがたい医療費助成制度について、少しだけご紹介します。
皆さんのお住まいの自治体は、何歳まで子どもの医療費自己負担額は無料でしょうか?
小学6年生まで?中学3年生まで?それとも、中学卒業後もOK?
と言いますのも、本来なら医療費は一部負担しなければならないことになっています。
たとえば、こんな感じです
↓↓
〈法律上〉医療費の自己負担割合
- 就学前の子ども:2割
- 6歳以上70歳未満:3割
- 70歳以上74歳まで:2割 (or 3割:現役並み所得者)
- 75歳以上:1割 (or 3割:現役並み所得者)
それが、実際のところ、全国の都道府県や市町村すべてに、乳幼児医療費助成制度があります。
乳幼児医療費助成制度とは、子育て世帯の経済的負担を減らすため、子どもにかかる医療費の一部負担金を、都道府県と市区町村の自治体で助成してくれる制度です。
この制度のおかげで、自己負担が無料 or 低額で医療機関を受診することができるのです!!
しかし、注意が必要です。
お住まいの自治体により、所得要件・住所要件・対象年齢等が異なります。
東京都の場合
乳幼児医療費助成制度(マル乳)
対象:小学校入学までの乳幼児
義務教育就学児医療費助成制度(マル子)
対象:小学生、中学生
※区市町村により、所得制限等あり。
ぜひ、お住まいの区市町村窓口等で確認をしてみてくださいね!
=====
出典
厚生労働省 令和元年度「乳幼児等に係る医療費の援助についての調査」
厚生労働省 医療費の一部負担(自己負担)割合について
=====
ファイナンシャルプランナー 原田幸子