サポート会員として携わっているウーマンライフパートナーの「子ども支援チーム」で活動しています。
「子ども支援チーム」のメンバーと一緒に、中日新聞・東京新聞 様の連載記事「18歳成人 マネー学園」に取材協力しています。
今回から、新シリーズ「銀行編」が始まりました。
(前回までは、「クレジットカード編」全5回)
第1回目は、「銀行の仕組み」についてです。
詳しくは、ウーマンライフパートナーのサイトからご覧いただけます。
(中日新聞・東京新聞朝刊 2021.10.7掲載記事)
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日本人の多くは、銀行口座を持っていますね。
初めてのマイ口座は、お年玉やお祝い金などを貯めるために、親が作ってくれていることが多いと思います。
子どもの頃は、銀行は「お金を預けに行くところ=預金」というイメージだけでした。
「お年玉を頂いたら銀行に預けに行く」ものだ、と思い込んでいました(笑)
1人暮らしをして初めて、自分の口座からお金が引き落とされる経験をし、「利用代金の引落や遠くの人にもお金を送ることができる=為替」という機能があることを実感しました。
そして、働き始めて、住宅購入や事業資金のために「銀行からお金を借りる=貸出」といったことを身近に感じました。
このように、銀行の三大業務は次の通り。
- 預金
- 為替
- 貸出
銀行は、これらの業務を通してお金を世の中にぐるぐると回しているんですよね。
そして、「預金」「貸出」で大事なのは「利息」。
お金を借りて返すときには、「ありがとう」の「利息」を元本に上乗せして返します。
もちろん、私たちが銀行にお金を貸した場合(預金)も、銀行から「ありがとう」として「利息」を受け取っています。
しかし、最近は超低金利の影響を受けて、私たちが受け取れる利息って本当に少ない。
むか~しの定期預金の通帳を引っ張り出してきて眺めてみても、元本は増えているはずなのに、受取利息は徐々に減っている!?なんていう、数字を見つけたり。。。(当時は、あまり気にも留めてなかったけど・・・)
「銀行に預けておけば、お金が殖えたんだ!」という祖父母世代の話は信じられませんよね。
今や、自分のお金を預けている銀行の各種手数料を知らずにいると、受け取り利息の何倍もの手数料がかかってしまう時代。
ますます、自分自身の金融リテラシーの向上が求められます!
気づかなかった、知らなかったで痛い目に合わないためにも、定期的にお取引のある銀行の手数料などをチェックしておきましょう!
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18歳成人「マネー学園」(中日新聞・東京新聞 様)の過去の取材記事はこちらから、
ファイナンシャルプランナー 原田幸子