5歳の娘は、プリペイドカードの一つである図書カードを使い、キャッシュレス決済のトレーニング中です。
今年のお誕生日のお祝で5000円分の図書カードを頂きました。
このカードを使うのは、今回が2回目です。
自分の財布に図書カードを入れ、その財布をショルダーバッグに大事にしまい、いざ本屋さんへ。
本屋さんについてからも、図書カードが財布にちゃんと入っていることを確かめ、
ワクワクしながら、いざ売り場へ。
欲しい本がたくさん、あれにしようかこれにしようか悩む悩む。
が、しかし・・・
急に不安な顔をし始め、ソワソワする娘。
「お小遣い帳を見てくるの忘れちゃった。この本、買えるかなぁ。」
どうやら、図書カードの残額がいくらあったのか、出かける前に確認を忘れてしまった様子。
買いたい本を見つけたのに、持っているカードで買えるのかどうか。。。
そこで、買い物履歴を思い出す作戦で、問いかけをしてみました。
- この図書カードは、もともと何円分だった?
- この前の買い物で、何を買ったかな?
娘は、前回の買い物で3点購入したことを思い出し、
「2000円か3000円残っているかな~。」
すかさず、次の問いかけ。
- 欲しい本はいくらかな?
- この図書カードに2000円残っているとしたら、買えるor買えない?
ドキドキしながら、約400円の本を2冊手にしてレジに行く娘。
いつもより気持ち小さめの声で「お願いします」と本と図書カードを渡しました。
店員さんから、図書カードとレシートを受け取り、買い物できたことを実感!
ようやく、娘の顔に笑顔が戻りました~。
帰宅後、
「今度からは、いくら残っているかお小遣い帳で確認して出かけないとね。」
とぽつり。
そして、
次いくら使えるか忘れないように、とすぐにお小遣い帳に記録を始めたのでした。
図書カードやQUOカードは使い切り型、交通系ICカードはチャージ型のプリペイドカードです。
カードに入っている分しかお金を使うことができないため、使い過ぎ防止にもなり、
小さい子どもに持たせるのも、比較的安心なキャッシュレス手段として利用できます。
しかし、カード表面に残額が印字されるわけではないので、
「今いくら残っているのか?」とすぐに確認することが難しい、といった一面があります。
現金を持ち合わせていない場合には、残額不足で欲しい物が買えない、という場合も・・・
娘は、今回の経験を通して、事前の残額チェックの大切さに気付いたようです。
安心してプリペイドカードを使用するためには、定期的なカード残額のチェックと管理が必要ですね!
ちなみに、このブログでも「図書カード」と言っていますが、
正確には「図書カードNEXT」というのが、現在普及しているカードです。
カードの特徴は、
- 裏面のQRコードを読み取ることで買い物が可能
- オンライン書店で利用可能
- 有効期限がある
図書カードNEXTは、スマホやパソコンから残額確認をすることができます。
もし、しばらく使用していない図書カードがある場合は、カード裏面の案内に従って残額チェックをしておくと安心ですね!
【参考サイト】
図書カードNEXTの概要・使い方
https://www.toshocard.com/toshocard/next.html
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関連ブログのご紹介♪
交通系ICカードでキャッシュレスのお勉強【連載コラム#18】
「キャッシュレスでお小遣い」には、ルールを決めよう【連載コラム#19】
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シリーズ【実践・お金の教育】は、わが家の「お金の教育」の実践記録です。
お小遣いをはじめ、小さいお子様がいらっしゃるご家庭でも「できるかも!」と
思っていただけるような情報をお届けしていきたいと思っています。
ファイナンシャルプランナー 原田幸子